JUNEの秘密からパラダイス・ビューへの系譜 Part2

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昭和61年

シキダは"夜のヒットスタジオ"結成。ボーカル&キーボードを担当。3月23日"原宿Cafe Studio L.A"でライブを行うが、東京は大寒波に見舞われ、東北・上越新幹線、地下鉄の一部区間以外は交通麻痺したため、危うく中止という事態に。他のメンバーはギター大熊一也、ベース鎌倉基史、ドラムに"しゃぶしゃぶ"の田中康夫、キーボード&ボーカルとして後にドラムを叩くことになる"OUT OF PHASE"の清野かずえ、ボーカルに後にコーラスで参加するチガであった

"JUNEの秘密"活動を再開。ギターに鎌倉※1が加入。

昭和62年

2月8日、ガールズロックバンド"OUT OF PHASE/アウト・オブ・フェイズ"が主催する"アウト・オブ・フェイズ・ギグ"(目黒ライブステーション)に出演。
演奏曲は「動詞」、「石像」、「僕のポケット」、「さよならと云わないで」、「7th. Ave.のロカビリークラブ」、「キャンペーン」、「ネクロフォビア」※2、「エッセンシャル」、「暗黒ドラム」。アンコールにはまたしても懲りずに即興曲

鎌倉に替わり、田丸・板倉の旧友である植木秀彰、シキダの友人である橋本奈美※3がキーボードで参加。6月13日ヤマハが主催するバンドエクスプロージョンに応募、ヤマハ渋谷店Doinで「酷人」「ネクロフォビア」を演奏するも、落選

ラフランスガーデンatレイジーウエイズ

奈美が留学のため渡米。原口秀美がキーボードで加入。シキダの実家のある富山で夏合宿。

この頃「ラ・フランス・ガーデン」なるライブイベントを画策。レイジーウエイズにて第一回目を行う。鎌倉も復帰しツインギター(写真左)

演奏曲は、「ネクロフォビア」「さよならと云わないで」「キューバの少年」「華麗なる日々」「酷人」※4「キャンペーン」「めざめれば」「制服」「エッセンシャル」

10月18日"ラ・フランス・ガーデンvol2."(目黒ライブステーション)開催。"夜のヒットスタジオ"にシキダがドラム、鎌倉がベースで参加

ラフランスガーデンatライブステーション

11月8日"ラ・フランス・ガーデンvol3."(目黒ライブステーション)に出演。鎌倉は出演せず、コーラスにチガが参加。
年末にチガとシキダは富山へ帰郷の為、最後のライブとなった(写真右)

演奏曲は「ネクロフォビア」「さよならと云わないで」「キャンペーン」「華麗なる日々」「キューバの少年」「僕のポケット」「酷人」「めざめれば」「ガガーリン」「エッセンシャル」

昭和63年

1月31日"ラ・フランス・ガーデンvo4."(「ライブステーション」)に出演。ドラムに清野かずえが参加。
その後、田丸も富山へ。"JUNEの秘密"最後のライブとなった。事実上の解散である

富山へ戻ったシキダ、田丸は「スコットランド・カラー」なる新バンドを結成。メンバーは二人の他、シキダが高専生の頃幼馴染と組んでいたバンドのギター藤岡誠と女性ボーカルの4人編成。
シキダのオリジナル曲の他、KYON2、大貫妙子のナンバー等を手掛けるが、方向性がはっきりせずあえなく消滅。ちなみにこの時作った「二人だけ」は、その後七瀬時代に"Paradise View"のナンバーとなる

※1彼は、前年シキダが加入した"カヤタム"が所属する芝浦工大二部軽音楽部のメンバー。本来はチョッパーを得意とする技巧派ベーシストである。

※2その後「Paradise View」のレパートリーに

※3橋本のニックローズばりのキーボードプレイと容姿は、バンドにポップさを吹き込んだ

※4「酷人」もボーカルが七瀬の頃の"Paradise View"のレパートリーに

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